もも(PEACH)◆バラ科
原産地の中国では、不老長寿をもたらす果物。
日本では花を観賞するものでしたが、明治時代以降に食用の栽培が本格化しました。
中国から入ってきた「天心水密」「上海水密」の改良が進み、明治32年(1899年)に岡山で生まれた白桃種は果汁が多く、甘味も強く、とろけるようなおいしさは、現在でも、ももの最高品種とされています。
この白桃の子どもともいえる交配種が現在多く出まわっている「白鳳はくほう」で、白桃よりやや小型で甘味が強く、酸味はほとんどなく、果皮の色の美しいのが特徴。
昔からももの代名詞のように使われてきた「水密桃すいみつとう」という呼び名は、水気がたっぷりあって柔らかく、甘味の強いももに対する呼称。
果実の黄色い黄桃は缶詰用でしたが、最近生食用の高品質のものが登場している。対照的に古い歴史が感じられるのが「蟠桃ばんとう」。孫悟空が天界で番人をしていた蟠桃園のももとといわれてます。
出まわりはハウスものでゴールデンウィークから6月、露地ものは6月下旬から9月中旬まで。白鳳系は白桃系より少し早く出まわる。
うぶ毛が密生しているものが新鮮。冷やしすぎると味が悪くなるので、食べる1~2時間前には冷蔵庫から出す。
うぶ毛が密生しているものが新鮮。冷やしすぎると味が悪くなるので、食べる1~2時間前には冷蔵庫から出す。
もものタタン
■材料(21センチのパイ皿1枚分)
■作り方
1.ももの皮をむき、くし形に切ります。
2.薄力粉150g、無塩バター70g、塩少々、冷水大さじ3でパイ皮を作る。
3.バターをちぎってのせ、グラニュー糖大さじ2を全体にふりかける(写真1)。
4.残りのももを放射線状に(写真2)。
5.200度cのオーブンで15分ほど焼き、ペアリキュール大さじ2とカラメルソース大さじ2を混ぜ合わせたものをかけます(写真3)。
■作り方
1.ももの皮をむき、くし形に切ります。
2.薄力粉150g、無塩バター70g、塩少々、冷水大さじ3でパイ皮を作る。
3.バターをちぎってのせ、グラニュー糖大さじ2を全体にふりかける(写真1)。
4.残りのももを放射線状に(写真2)。
5.200度cのオーブンで15分ほど焼き、ペアリキュール大さじ2とカラメルソース大さじ2を混ぜ合わせたものをかけます(写真3)。
掲載写真はイメージです。